WiMAXプロバイダは数多くありますが、その中には、あまり名前を聞かない「3WiMAX」というプロバイダがあります。そこまで知名度はないものの、キャッシュバック金額は業界上位にランクしているので、少しでも安くWiMAXを契約したい人にとっては魅力的だと言えます。
しかし、高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダには何か裏があるかもしれません。もし特殊な条件などを見逃していると、契約後に後悔してしまう可能性もあるのです。
そこでこのページでは、「3WiMAX」のメリット・デメリットを解説していきます。これから申し込みを考えている方は以下を読んで、自分にふさわしいプロバイダかどうか検討してみましょう。
3WiMAXのメリット
インターネット通信事業を展開しているリンクライフのサービス
3WiMAXは、Broad WiMAXやBroad LTE(モバイルWi-Fiルーター)などのインターネット通信サービス事業を展開している株式会社リンクライフ(Link Life)のサービスです。
WiMAXのプロバイダとしてはそれなりに有名な会社です。それにしてもこの会社は3WiMAXとBroad WiMAXという2つのWiMAXサービスを提供しているのですね。
高額キャッシュバックキャンペーンがある
3WiMAXの大きな特徴は、高額なキャッシュバックがあるところです。金額に関しては業界最安値を誇るとくとくBB WiMAXに匹敵するほどです。
そのため、定価の金額でWiMAXサービスを販売している本家のUQ WiMAXと比べると、かなり安く済みます。
月額料金が定価より少し安い
通常、ギガ放題プランの月額料金は4,380円ですが、3WiMAXのギガ放題プランの月額料金は4,130円に、月々の3WiMAX会員費200円を足した4,330円となります。
定価よりも50円安い計算になります。
WiMAX端末(ルーター)が無料
3WiMAXは無料で端末(ルーター)を提供してくれます。ただ、端末無料キャンペーンはほとんどのWiMAXプロバイダが実施しているので、特別なことではありません。
3WiMAXのデメリット
ご利用開始月に月額料金がかかる
UQ WiMAXやBroad WiMAX、楽天ラクーポンWiMAXを除くプロバイダはWiMAXを申し込んだ月の月額料金を無料にしているのですが、3WiMAXは有料です。
月の途中から契約した場合は、日割りで使った日数分の料金を請求されます。
支払い方法はクレジットカードのみ
3WiMAXはクレジットカード払いのみ対応しています。多くのWiMAXプロバイダも支払い方法はクレジットカード払いのみであるため、これは仕方のないことです。
もし口座振替(口座引き落とし)による支払いをしたい場合は、お得なBIGLOBE WiMAXと契約するようにしましょう。
キャッシュバックをもらうためには適用条件がある
3WiMAXのキャッシュバックは高額で魅力的なのですが、もらうためには必ず適用条件をクリアしなければなりません。
適用条件の内容を簡単に説明すると、WiMAX契約時に端末安心サポートとMy SSサポートのオプションに加入し、開通月から13ヶ月目の15日に3WiMAX会員用メールアドレスに届く「キャッシュバックエントリーメール」からキャッシュバックを振り込んでほしい口座を登録しなければなりません。また、この手続きの期限はメールが届いてから翌月末まで(45日間)です。
キャッシュバックの詳しい解説は『3WiMAXのキャッシュバック』のページを参考にしてみてください。
まとめ
それでは、ここまで書いてきたことを改めてまとめます。
【メリット】
- それなりに知名度のある会社のWiMAXサービス
- 高額キャッシュバックキャンペーンがある
- 月額料金が定価より少し安い
- WiMAX端末(ルーター)が無料
【デメリット】
- ご利用開始月に月額料金がかかる
- 支払い方法はクレジットカードのみ
- キャッシュバックをもらうためには適用条件がある
結局のところ、とくとくBB WiMAXやBIGLOBE WiMAXのほうが支払い総額は少なく、キャッシュバックをもらうためにオプションに加入する必要もなく、さらには最新の端末を無料でプレゼントしてくれるので、こうしたプロバイダと比較すると3WiMAXは見劣りしてしまいます。
ただ、確実にWiMAX業界の中では安いWiMAXプロバイダのグループに入るので、契約しても決して損はしません。
公式サイト⇒KDDIのWiMAX【3WiMAX】