2024年11月｜10社を徹底比較！あなたにオススメのモバイルWiFi【比較と選び方】

ワイマ君

この記事を読んでわかることはこれだよ↓

2020年からモバイルWi-Fi戦国時代が幕を開けました。どんなときもWiFiから始まり、次々と似たようなサービスが出てくるようになりました。

お手軽な値段でモバイルWi-Fiを利用できるようになったのは良いことですが、種類がありすぎて、いったいどれを選べばいいのやら…。しかも月額料金、通信制限、縛りの年数など、それぞれで内容が異なるので、一概に「コレを契約しとけば間違いない！」とも言えないのです。

ワイマ君

だってそうでしょ？とにかく安けりゃいいのか、信頼性も重視しているのか、年数縛りがないほうがいいのかでオススメできるモバイルWiFiは変わってくるんだから

そこでこのページでは、モバイルWi-Fiサービスを10社比較しながら特徴を説明し、どんな人ならどれがおすすめか、を納得のいくように紹介していきたいと思います。

前置きとして、モバイルWi-Fiを契約する前の心構えも解説しているので、初心者の人でも理解を深めながら読み進めていけます。ぜひ参考にしてみてください。

全10社の簡単比較表

いろいろと説明していく前に、このページでどんなモバイルWiFiを比較していくのか、全10社を見てみましょう。あとで詳しく説明するので軽く見るだけで大丈夫です。

料金も容量も縛り年数もさまざまですよね？

このように似たサービスが多い場合は、致命的なデメリットがあるモバイルWiFiを消去法で消していって、選択肢を絞るようにすると選びやすくなります。

と、その前に、モバイルWiFiを契約する前の心構えを紹介します。

モバイルWiFiを契約する前の6つの心構え

1. モバイルWiFiの種類がありすぎる理由

なぜ、モバイルWiFiのサービスがこんなに乱立しているか知っているでしょうか？

理由は、ドコモ、au、ソフトバンクの回線は借りることができるからです。自社で通信回線を所有していなくても、回線を借りればモバイルWiFiのようなサービスを顧客に提供できてしまいます。

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアから回線を借りて、通信サービスを提供する業者を「MVNO」と言います。

要件を満たせば、どんな企業もMVNOとして通信サービスを開始できるのです。事実、大手キャリアはMVNO事業を検討している企業に向けて案内をしています。

MVNOになるメリットは、自社で回線を用意しなくても、お金さえ払えば通信サービスを提供できること。すぐに事業を始められるので、我先にと多くの企業が参入してきました。

結果、たくさんのMVNOが乱立する事態に。ライバル企業が増えると当然価格競争が始まります。利用料が安くなるのはいいことですが、利用者側からすれば、どれを選べばいいのか非常にわかりにくくなってしまいました。

ワイマ君

タピオカブームが来てタピオカ屋が乱立するのと一緒だね。儲かるところに企業がどっと参入してくるんだ

2. クオリティを本家キャリアと比較してはいけない

MVNOのサービスはなぜこんなにも安いか知っていますか？それはあらゆる面でコストカットをしているからです。

この中で注目すべき点は、MVNOは大手キャリアから一部の回線（帯域）を借りているにすぎないことです。帯域は「データが通る道の幅」と思ってもらえれば大丈夫です。

帯域が広ければたくさんのデータがスムーズに通ります。帯域が狭ければデータが混雑しやすく、通信速度が遅く感じてしまいます。

モバイルWiFi利用者から「速度が遅くなった」などの声が聞かれるのも、帯域が狭いからなのです。

専門的な話をすると、POI（相互接続点）という箇所で直接契約者とMVNOを分けています。

これ以上難しい話をしても先に進まなくなるので割愛しますが、モバイルWiFiは料金が安い代わりに、本家よりも通信速度が落ちます。

逆に考えると、ちょっと通信速度を我慢すれば、料金を大幅に安くすることができるということです。

ワイマ君

MVNOはわけあり商品みたいなもんだよね。通信速度は少し我慢しなきゃいけないけど、通信エリアは本家と同じで、安く利用できる。節約したい人にとってはすごくいいサービスだと思わない？

3. 通信速度の決まり方

「通信速度が落ちる」と聞いて、どの程度遅くなってしまうのか心配になってしまった人もいると思います。では、通信速度がどのように決まるのか学んでいきましょう。

多くのモバイルWiFiでは「下り最大150Mbps, 上り最大50Mbps」といった表記がされています。

ただし、表記されている数値は理論値と呼ばれるもので、理想的な環境で通信した時に出るルーターの最大値です。でも実際に最大値が出ることはありません。最大値を出すためにはすべてにおいて最高の条件を揃えなければなりませんから。

まず、MVNOの時点で、キャリアの一部の帯域しか借りていません。ほかの設備についてもコストカットしているため最高とは言えません。周りには建物や壁があり、同じモバイルWiFiを利用している人、膨大な通信を行うヘビーユーザーもいると考えると、到底理論値が出ることはありませんね。

通信環境というのは、地域環境、混雑率、ネットが利用されやすい時間などによって刻一刻と変わっていきます。さらに、急激な利用者の増加や収益性によってMVNO側が設備の仕様を変えてきたりもするので、速度に関しては不確実性が多いのです。

再起動したら早くなった💗
さっきはSoftbankだったけど今度はKDDIだ。au。#どんなときもwifi pic.twitter.com/7wRpv4QGPo

— レイコ (@reiko_012) February 11, 2020

ちなみにYouTubeを見るのに必要な通信速度を知っていますか？

YouTubeヘルプのシステム要件にはこのように書いてあります。

モバイルWiFiでもYouTubeを見れる程度の速度は出ます。しかし、上に書いた通り環境によって速度は変わるので、場合によっては解像度を落として視聴することも想定しておきましょう。

モバイルWiFiを使いたいけど、どうしても通信速度を落としたくないなら、ドコモ、au、ソフトバンクから出されているモバイルWiFiサービスを利用したほうがいいです。

本家の広い帯域の回線を利用できるので、通信速度で悩むことはまずなくなります。ただし、月額料金は5,000～6,000円で、月30GBなどの通信制限があります。制限後は最大1Mbpsとなり、これだと動画を最高画質で見るのは困難になります。

ワイマ君

料金の安さと通信速度は基本的に両立しないよ。どちらを優先するかだよね

4. 自分の普段の通信量を把握しておくと節約になる

モバイルWiFiのメインプランは多くが『月100GB』のような大容量プランです。

しかし、

「外出先で最低限インターネットができるようになればいい」

「動画をたまには見るけど毎日何時間も見るようなことはしない」

という人は、無理して高い料金を払って大容量プランを契約する必要もないんですよね。

例えば、私は毎日パソコンでインターネットを使っています。パソコンを8～10時間つけっぱなしにして、ウェブサイトを開いています。YouTubeで音楽を聴きながらパソコン作業をすることもありますし、Amazonプライムで映画を見ることもあります。通信量をいくら使っているかなんて日頃から全く気にしていません。

それでも、月に30GB程度にしかなっていません。

ワイマ君

パソコンの通信量は簡単に確認することができるよ！

「設定」を開く。

「ネットワークとインターネット」をクリック。

「データ使用状況」をクリック。

すると、過去30日にどの程度の通信量を使用したかが分かります。

毎日動画を楽しむ人なら余裕を持って大容量プランを選んだほうがいいかもしれませんが、ヘビーユーザーでないなら、わざわざ大容量プランを契約する必要はなく、その分月額料金を安く抑えることができます。

ワイマ君

居酒屋行ってもたくさんお酒飲まないなら飲み放題プランにはしないでしょ？年1しかディズニーランド行かないなら年間パスポート買わないでしょ？それと一緒だよ

5. 何かを妥協しなければ契約はできない

モバイルWiFiはどれも安いですが、安いなりに価格競争が行われていて、100円単位で価格が違ったりします。

1つ言えるのは、何かを妥協しなければ契約できないことです。例えば初期費用が無料で、月額料金も最安で、通信無制限で、縛りもなくて…、といったパーフェクトなサービスはありません。

もし月額料金が安いのであれば、なるべく長く契約してもらわないと企業側は利益が出ないので、2～3年の縛りを設けていることが多いです。逆に縛りがないようなモバイルWiFiはすぐに解約されても利益が出るように月額料金が他社より高くなっています。

モバイルWiFiを選ぶ時は、まず自分が何を重要視しているのかを決めておく必要があるのです。

ワイマ君

安さ、信頼性、通信容量、縛り、海外利用可否、支払い方法、これらに自分が求めている順に番号を付けられたらスムーズに選べると思うよ

6. モバイルWi-Fiルーターを契約する理由とは？

外出先でも快適なネット環境が持てる

モバイルWi-Fiサービスはエリアが広く、通信量が大容量のプランも多いので、外出先でも通信制限を気にせずインターネットを利用できます。

比較的安い料金で快適なネット環境が持てるのはいいですよね。

回線工事なし・立ち合いなしで気軽にインターネット回線を持てる

モバイルWi-Fiルーターは、契約して端末が自宅に届けば、あとは簡単なWi-Fi設定をするだけ。これでもうインターネットが使えるようになります。

固定回線の回線工事がしたくない、できない人や、スケジュール上立ち合いが難しい人にモバイルWi-Fiルーターは便利なんです。

月々のネット費用を節約することができる

モバイルWi-Fiサービスの大きなメリットは月額料金の安さ。この部分をうまく利用すれば月々のインターネット費用を節約することができます。

月々、数百円～1,000円程度違っても、1年で換算すると1万円以上の差が出てくることもあります。

ワイマ君

「1万円も違ったら焼き肉食べ放題ひと家族分じゃないか！」って思ったのは僕だけじゃないはず

縛りなし！気軽に契約できるモバイルWi-Fi2選

契約期間に縛りがないモバイルWiFiは、

など、一時的にネット回線を用意したい時に活躍します。

もちろん、普段使いで、「すぐにネット回線が欲しいけど、いつまで契約を続けるかわからない」人や、縛りのストレスから解放されたい人にもおすすめです。

縛りのないモバイルWiFiは月額料金がやや高い傾向にありますが、その中でも安いものを紹介します。

縛りなしの中でも総合的に評価が高い【クラウドWiFi】

クラウドWiFiは完全縛りなしのモバイルWi-Fiです。

特に目立ったデメリットがなく、月額料金＋安心補償フル（故障・水没・紛失・盗難・端末のバッテリー劣化による交換0円）で4,500円以内に収まるので非常に契約しやすいです。

通信容量も選べるので、短期利用の人は20GB、50GBプランを選択してもいいですね。ちなみに、

事務手数料2,200円(税込)はかかってしまいますが、途中からプランを変更することも可能です。

ソフトバンク、ドコモ、auのトリプルキャリアに対応した縛りのないWi-Fiサービスを探している人はクラウドWiFiがおすすめです。

＼クラウドWiFiを契約する／

クラウドWiFi

プランが豊富な【縛りなしWiFi】

縛りなしWiFiはプランが豊富に用意されているので自分のライフスタイルに合った通信容量を選ぶことができます。

サービス面では、

月の通信容量を使い切ってしまっても、あとからGBを追加することができます。追加できる容量が2GB、5GB、10GBと細かく選べるのは嬉しい点です。

すごくお得というわけではないですが、通信容量は少なくてもいいから安く済ませたい人や、いざという時のためにGBを追加で購入できるモバイルWi-Fiサービスと契約したい人にいいでしょう。

＼縛りなしWiFiを契約する／

縛りなしWiFi

月額料金が安いモバイルWi-Fi2選

モバイルWiFiを長期的に使う想定なら、縛りありで月額料金の安いもの、キャンペーンがあるものを選ぶと良いでしょう。

中には「2年後は解約金が無料」になるものや、段階料金制を採用しているものもあります。自分のライフスタイルに有利なものを選びましょう。

100GBプランが安すぎる【ギガWi-Fi】

ギガWi-Fiはトリプルキャリアに対応したモバイルWi-Fiです。100GBプランの場合は端末がレンタルなので端末購入費用を考える必要がなく、また、月額料金は破格の安さ。端末もコンパクトで持ち運ぶ時にストレスが少ないです。

また、契約期間中の解約も、違約金が安いのであまり負担になりません。

デメリットを挙げるとすれば、通信容量を使い切ってしまった時に追加でGBを購入できないところでしょうか。

また、ミニ従量プランの場合は端末代金が毎月1,100円(税込)の24回払いで、2年契約割により端末代金分が引かれるようになっています。

よって、2年以内に解約すると違約金のほかに未払い分の端末代金を支払う必要が出てきます。ここが100GBプランと違うところで注意すべき点です。

「大容量の100GBプランをとにかく安く契約したい！」という人にはうってつけのサービスです。

＼ギガWi-Fiを契約する／

【ギガWi-Fi】

段階性料金プランの【どこよりもWiFi】

どこよりもWiFiは毎月の費用を抑えたい人に向いています。月額料金に端末代金が含まれてこの価格は安いほうです。

ただし、契約から36ヶ月以内に解約すると端末代金の未払い分を請求されるので、長期利用で考えておくとよいでしょう。また、混雑回避のため、1日4GBを超過した際は翌日0時まで通信速度制限となる場合があります。

＼どこよりもWiFiを契約する／

どこよりもWiFi

その他

THE WiFi

現在は定額料金プランのほかに『THE WiFi Fit』というプランが提供されていて、これは月のデータ通信量によって段階的に料金が変動します。

そのため、普段からあまりネットを利用しない人ならだいぶ安くなります。また、使いすぎて通信量が40GBを超えてしまっても4,000円以下で済むので、あまり心配は要りません。

普段自分が使っているデータ通信量を確認して、契約するか決めるといいでしょう。

＼THE WiFiを契約する／

【THE Wi-Fi】

SAKURA WiFi

SAKURA WiFiは縛りのないモバイルWiFiです。やや月額料金が高いです。

『安心全額返金保証』が用意されており、契約したばかりであれば最低限の費用で解約できるようになっています。

【安心全額返金保証の適用条件】

次の1〜3の条件を全て満たすこと

1. 発送日から3週間以内に返却し、返送時のお問い合わせ（追跡）番号を連絡すること。
2. SAKURAWiFiのご利用が初めてであること。
3. クーポンを利用しての申込であること。

※返却処理手数料1,100円(税込)が発生します。

※悪質利用防止の為、SAKURAガードの併用はできかねます。

クーポンは「よくある質問」のページに書いてありました（または「よくある質問」ページの検索窓で『クーポンコード』と検索）。

コードはいつ変わるかわからないので、利用する際は必ず自分で確認してから使いましょう。ちなみにクーポンを使わないと月額料金が定価の4,950円(税込)になってしまうので必ず使いましょう。

デメリットは、申込時に2つのオプション「SAKURAガード」「ウイルスセキュリティ」への加入が必須であること。「SAKURAガード」はバッテリー交換も付いているのでなかなかいい補償サービスだと思いますが、「ウイルスセキュリティ」は別に要らないので不要な人は契約後すぐ解除しましょう。

＼SAKURA WiFiを契約する／

FUJI WiFi

※atone払い：コンビニ後払い決済サービス

FUJI WiFiは6ヶ月自動更新の『お得に使えるレンタルプラン』を契約することで、良心的な月額料金でWi-Fiサービスを利用できます。万が一自動更新月以外に解約しても違約金は4,800円で済むので比較的安心です。

初期の頃からむやみに「通信量無制限」を謳わないところや、SNSで丁寧に情報発信している様子から、比較的信頼できるような気がしています。

＼FUJIWiFiを契約する／

ZEUS WiFi

ゼウスWiFiは縛りのありなしが選べるモバイルWi-Fiで、2年縛りのプランにすれば月額料金が安くなります。また、「あんしん解約サポート」もあります。

これは、本来なら解約事務手数料がかかる期間中でも、ゼウスWiFi経由でほかのネット回線サービスに契約することで、解約事務手数料が0円になるというもの。いざネット回線を乗り換える時に無駄な費用がかからないのでありがたいです。

2年縛りにしても、2年以降の解約ならいつでも解約事務手数料がかからないので、ある程度長期の契約で考えている人には悪くない選択肢です。

＼ZEUS WiFiを契約する／

ZEUS WiFi

hi-ho Let’s Wi-Fi

hi-ho Let’s Wi-Fiの特徴は1日毎に通信量制限があることです。ヘビーユーザーでなければ1日に7GBも使えれば十分でしょうし、月間（31日）だと217GBも使える計算になります。4GB/日のライトプランも用意されています。

ただし注意点が1つ。

【Q. 通信速度制限はありますか？】

A.【通常プランの場合】

1日の通信量が7GB以上の場合、7GB以上ご使用日の翌々日の送受信を最大128kbpsに制限させていただきます。また、不正利用やネットワーク占有レベルの大容量通信をされた場合、速度や通信量を制限することがあります。（例：6/1のデータ通信利用量が7GBを超えた場合、6/3の通信速度が制限されます。)

【ライトプランの場合】

1日の通信量が4GB以上の場合、4GB以上ご使用日の翌々日の送受信を最大128kbpsに制限させていただきます。また、不正利用やネットワーク占有レベルの大容量通信をされた場合、速度や通信量を制限することがあります。（例：6/1のデータ通信利用量が4GBを超えた場合、6/3の通信速度が制限されます。)

1日7GBなら「7GBを超えた日において、翌日を迎えるまで速度制限がかかる」と思いがちですが、そうではなく、「7GBを超えた日の翌々日が丸々速度制限がかかる」となっています。

うっかり7GBを超えるとあさってに地獄のような速度低下が待っているので気を付けなければなりません。

また、月額料金も他社と比べると割高なのであまり魅力的ではありません。

＼hi-ho Let’s Wi-Fiを契約する／

Ex Wi-Fi

他社と比べても突出した特徴や強みがないのであまり魅力的ではありません。

＼ExWi-Fiを契約する／

【Ex Wi-Fi】

ワイマ君

自分がどのモバイルWi-Fiを選べばいいか、なんとなくわかってきたかな？月額料金も大事だけど、違約金や縛りにもこだわりたいよね。自分にとってベストなサービスを選ぼう！