追記(2018年11月19日)
※2018年11月下旬より、WiMAXから「2年プラン」はなくなり、「3年プラン」のみとなりました。
WiMAXを契約しようと思った時に、ふとこんな疑問を持ったことはないでしょうか?
「なぜ2年契約と3年契約があるの?」
「3年契約って長すぎない?それ相応のメリットでもあるわけ?」
そもそもWiMAXはずっと2年契約のプランのみでした。しかし、2017年6月から突如「3年契約プラン」も登場してきたのです。単純に、3年に1度しか無料で解約できないということ。一見、デメリットでしかないように思えますが、多少はメリットも存在します。
そこで今回は、3年契約プランのメリット・デメリットを紹介していきます。また、私ならどちらのプランを契約するかも書いていきたいと思います。確認する項目は多くないのできっと理解できるはず。ぜひ参考にしてみてください。
WiMAXを3年契約するメリット
キャンペーンの恩恵を最大限受けられる
WiMAXは各プロバイダごとに「高額キャッシュバック」や「月額割引」などのキャンペーンを実施しています。
そしてどのプロバイダでも、2年契約より3年契約のほうがキャンペーン内容は良いものになっています。
例えば、「とくとくBB」で言うと3年契約のほうがキャッシュバック金額が1万円ほど高く設定されています。とくとくBBの月額割引プランにおいても、毎月割引される金額が400円ほど違います。
要するに、2年後も継続してWiMAXを使い続けるとしたら、2年契約よりも3年契約のほうがトータルでお得になるということですね。
有料のLTEオプションが無料になる
WiMAXの通信モードには、「ハイスピードプラスエリアモード」があります。これは有料(月1,005円)のLTEオプションを併用することによって、WiMAX2+だけの通信の時よりも高速通信が行なえるようになるものです。
関連ハイスピードプラスエリアモードは無料じゃないから注意して!
しかし、WiMAXを3年契約した人は有料の「LTEオプション」が無料になるのです。
LTE通信はauの回線を使ったデータ通信なので、万が一WiMAXがつながりにくくなっても安心です。LTEには月7GBの制限はあるものの、いざという時に使えるのは大きなメリットではないでしょうか。
関連ハイスピードプラスエリアモードには厳しい通信制限が存在する
最新端末を選択できる
WiMAXを3年契約にすることで、最新端末が選べるようになります。裏を返せば、2年契約では1つ古い端末からしか選べないのです。
唯一、2年契約でも最新端末が選べるのはとくとくBB WiMAXだけ。
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契約期間によって選べる端末が異なることを覚えておきましょう。
WiMAXを3年契約するデメリット
違約金0円で解約できるのは3年に1回
3年契約のデメリットはただ1つ。3年に1度(1ヶ月間)しか、無料で解約できる機会が訪れないことです。WiMAXは自動更新のため、無料解約月を逃してしまうと、次に無料解約できるのは3年後となってしまいます。
契約に縛られるのは誰もが嫌ですよね。
だからこそ未だに2年契約が人気なのです。しかし2年契約でも、無料解約ができるチャンスは2年に1度。3年契約と大きく違うとは思えません。そして、2年契約でも3年契約でも、2年以降なら、無料解約期間以外の月に解約すると違約金が9,500円。違約金額は変わらないんですよね。
それを考えると、長期利用するつもりの人は3年契約にしてしまってもいいのではないかと思います。
まとめ
2年契約にしろ、3年契約にしろ、2年以内に解約してしまうと14,000~19,000円の違約金が発生してしまいます。そのため、最低でも2年は使いたいところ。
その後のことについては、違約金を支払う月に解約することが前提の場合、9,500円の違約金を支払う覚悟があれば3年契約のほうがお得です。また、少しでも違約金の傷を癒すためにも、高額キャッシュバックキャンペーンなどを実施しているプロバイダを選ぶようにしましょう。
逆に、「解約する時は絶対無料期間にする!」と考えている人なら、無料解約期間が2年ごとに訪れる2年契約のほうがいいでしょう。そして2年契約するなら、2年でも最新端末が選べるとくとくBBがおすすめです。