自宅のインターネット回線としてWiMAXを契約したのに、もし圏外だったらどう感じるでしょうか。また、WiMAXを使おうと思っていた外出先で圏外だったら?
きっと、期待を裏切られた気持ちになるでしょう。怒りさえ感じることもあります。
最も嫌なのが、契約前にエリアを確認してOKだったのに、いざ使ってみると圏外だった場合です。こんな時はついクレームを入れたくなります。
では、自分が使う予定だった場所でWiMAXが圏外だった時に、すぐに解約することは出来るのでしょうか?そして解約する場合、違約金などは発生するのでしょうか?このページではこれらについて解説していきます。
WiMAXにクーリングオフ制度はない
WiMAXにクーリングオフが適用されるのかどうかは、『UQ通信サービス重要事項説明』で確認することが出来ます。
これを読むと、「クーリングオフ」の文字は1つもなく、どのような場合に契約解除料(違約金)が発生するのかが説明されています。
例えばUQ WiMAXなら、違約金は以下のように発生します。
WiMAXは基本3年契約ですから、3年以内に解約する場合は必ず違約金が発生します。特に最初の1年は19,000円、2年目は14,000円、それ以降は9,500円かかります。
違約金がかからないのは、3年ごとに訪れる更新月(1ヶ月間)だけです。
こうしたことから、WiMAXはたとえ契約後に圏外だと判明しても、すぐに解約する場合、高額な違約金が発生してしまうのです。
圏外は自己責任になる
WiMAXのような無線のモバイルインターネット回線は、どうしても接続が一定ではありません。立地条件や周りの環境によって、電波状況は左右されます。
WiMAXの『サービスエリアマップ』のページ下段にも、以下のような注意書きが書いてありました。
【ご注意事項】
- サービスエリア内でも電波が伝わりにくい場所(屋内、車内、地下、トンネル内、ビルの陰、山間部など)では、通信できなかったり通信速度が低下する場合があります。また、高層ビル・マンションなどの高層階で見晴らしのよい場所であってもご使用になれない場合があります。あらかじめご了承ください。
- 電波状態が一定以上悪くなった場合には、突然通信が途切れることとなりますが、電波状態が良いところでも通信が途切れることがあります。あらかじめご了承ください。
- 順次拡大予定のサービスエリアは計画であり、サービス開始時期対象地域などが実際とは異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。
また、お申し込みの前には必ず、サービスエリアをご確認ください。詳細なエリア情報はお客様サポートセンターまでお問い合わせください。
携帯・スマホを持っている方なら、場所によっては通信がしにくくなる経験があるのではないでしょうか?私は以前、屋久島の山を登っていた時にスマホが完全に圏外になりました。
しかし、スマホが山で圏外になったからといって、「すぐ解約したい!」と思う人はいないでしょう。繋がらないところでは我慢して、繋がる場所まで移動して使うに決まっています。
WiMAXもこれと似ています。ピンポイント判定が○だとしても圏外になる可能性はありますから、その場合は自分が移動して場所を工夫するしかないのです。
違約金が無料のWiMAXはないのか?
UQ WiMAXやとくとくBB WiMAX、So-net WiMAXなど、WiMAXには様々なプロバイダが存在しますが、すべてに違約金はあります。
先程も言いましたが、3年ごとに訪れる更新月(1ヶ月間)に解約するしか、違約金を無料にする術はないのです。
しかし、最近になってとくとくBB WiMAXのみ、20日以内の無料キャンセルOKサービスが始まりました。事前にピンポイント判定を確認し、「○」でなければ適用されませんが、これをクリア出来れば高額な違約金を支払うことなく解約をすることが出来るのです。
『GMOとくとくBB WiMAXなら20日以内で無料キャンセルが出来る!違約金が発生しない安心感』
ピンポイント判定については、とくとくBB WiMAXの公式サイトのページから確認することが出来ます。
一度確認してみましょう。
公式サイト⇒GMOとくとくBB WiMAX2+ 月額3,609円~
まとめ
基本的に、WiMAXは圏外だからといって、契約後にすぐ無料解約することは出来ません。要するに、そのまま使い続けるか、高い違約金を支払って解約するしかないのです。
しかし、とくとくBB WiMAXであれば、一定の条件下で無料キャンセルをすることが出来ます。
「エリア判定は○だけど実際に使ってみるまでは不安…」と考えている人は、とくとくBB WiMAXを使ってみてはいかがでしょうか?