「URoad-Stick」は2015年1月9日に発売された、USBに接続するタイプのWiMAX端末(ルーター)です。
しかし、主要なWiMAX端末と言えば、充電して使うモバイルWi-Fiルータータイプなので、URoad-Stickを選択することに不安を抱えている人もいるかもしれません。
そこでこのページでは、URoad-Stickの特徴と、どんな人にオススメできるかを解説していきたいと思います。是非参考にしてみてください。
URoad-Stickの特徴
2つの通信モードの切替が自由
URoad-Stickは、挿入しているパソコン上の設定画面から通信モードを切り替えることが出来ます。
【URoad-Stickの2つの通信モード】
- ノーリミットモード(WiMAX)
- ハイスピードモード(WiMAX/WiMAX2+)
ノーリミットモード(WiMAX)
ノーリミットモードでは、月にいくらデータ通信をしても無制限のWiMAXを使うことが出来ます。通信速度は13.3Mbpsと遅いですが、用途が「ネットサーフィンだけ」という人には便利な機能です。
ハイスピードモード(WiMAX/WiMAX2+)
110Mbpsの高速通信WiMAX2+が使える通信モードです。月額3,696円の通常プランであれば月7GB制限アリ3日10GB制限アリ、月額4,380円のギガ放題プランであれば月7GB制限ナシ3日10GB制限アリで使用することが出来ます。
『徹底解説!WiMAX2+の3日10GB制限はどれくらい快適か?』
また、WiMAX2+エリア外になると通信方式が自動的にWiMAXに切り替わります。
WiMAXハイパワーに対応
URoad-StickはWiMAXハイパワーに対応しているので、WiMAXの電波を拾いやすくなっています。そのため、通常ならつながりにくい場所でもインターネットが利用可能です。
【Q.WiMAXハイパワーとは?】
A.WiMAXの送信ならびに受信能力が向上したWiMAX端末の機能です。WiMAXハイパワー対応機器の場合、弱電界でもより快適に*、また繋がらない場所でもつながり*、WiMAXをご利用いただけるようになります。
※電波状況により異なります。
バッテリーはUSB給電を採用
URoad-Stickはパソコンにつないだ時に、パソコンから自動的に給電して駆動する仕組みになっているので、バッテリーを充電する手間などがありません。
パソコンに差してすぐに使える
URoad-Stickはパソコンに標準搭載されているドライバを利用して動くので、新しくドライバをインストールするなど面倒な作業が必要ありません。
電波状況が見て分かるLEDインジケーター
WiMAX、WiMAX2+のどちらの電波を使用しているのかが一目で分かるLEDインジケーター表示を採用しています。
コンパクトなスティックタイプ
本体は小さいスティックタイプなので、持ち運ぶのが苦になりません。
URoad-Stickの評価
URoad-StickはパソコンのUSBに差して使うタイプなので、基本的にはノートパソコンとデスクトップパソコンしかインターネットに接続することが出来ません。スマホやWi-Fi対応のゲーム機をインターネットにつなぐことは出来ないのです。
また、WiMAX2+はキャリアアグリゲーションに対応していないので、最大でも110Mbpsしか速度が出ません。
そのため、
- パソコンでしかインターネットを利用しない
- 通信速度は110Mbpsでも良い
- 充電する手間が省けるのならある程度の欠点には目をつむる
という人に向いています。