2018年1月19日に新型の据え置き端末「Speed Wi-Fi HOME L01s」が発売されました。
前の機種「L01」は2017年2月に発売されたので、およそ1年ぶりの新機種となります。
WiMAXと聞くと持ち運べる小型端末(ルーター)を思い浮かべる人が多いですが、据え置き型のほうは自宅に特化した機能などが備わっており、また、固定回線よりも安く済む場合があるのでおすすめです。
このページでは、L01sの特徴や、どんな人に向いているかを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Speed Wi-Fi HOME L01sの特徴
Speed Wi-Fi HOME L01sは2つの通信モードが使える
Speed Wi-Fi HOME L01sは、2つの通信モードを自由に切り替えることが出来ます。切替はL01s本体のボタンを2秒以上押すことで行えます。
【Speed Wi-Fi HOME L01sの2つの通信モード】
- ハイスピードモード(WiMAX2+)
- ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/LTE)
ハイスピードモード(WiMAX2+)
最大440Mbpsの高速通信WiMAX2+が使える通信モードです。
月額3,696円の通常プランであれば月7GB制限アリ3日10GB制限アリ、月額4,380円のギガ放題プランであれば月7GB制限ナシ3日10GB制限アリで使用することが出来ます。
『徹底解説!WiMAX2+の3日10GB制限はどれくらい快適か?』
基本的にはこのモードを使ってインターネットに接続することになります。
ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/LTE)
ハイスピードプラスエリアモードは、エリアや電波状況によって、通信方法が自動でWiMAX2+かLTEに切り替わるモードです。
このモードにはいくつか注意点があります。このモードに1度でも切り替えてしまうと、その月の月額料金がプラス1,005円となります。また、LTEには月7GB制限があり、これに達してしまうと速度が超低速の128Kbpsになってしまいます。さらに、ハイスピードプラスエリアモードで制限がかかった状態で、ハイスピードモードに戻してもWiMAX2+に対して128Kbps制限がかかった状態となります。これは翌月1日まで続きます。
『ハイスピードプラスエリアモードには厳しい通信制限が存在する』
ただし、3年プランを選んでいる場合はプラス1,005円は免除され、お得です。
キャリアアグリゲーションで下り最大440Mbps
前の機種「L01」と同じで、「L01s」もWiMAX(ハイスピードモード)で最大440Mbpsを実現しています。
ハイスピードモードを使っている限りは128Kbps制限を気にする必要がなく、440Mbpsなら十分な速度なので、自宅でインターネットをするのに申し分ありません。
同時に42台の機器をインターネットに接続可能
Speed Wi-Fi HOME L01sは、同時に42台もの通信機器(LANポート2台、Wi-Fi機器40台)をインターネットに接続することが可能です(2.4GHzで20台、5GHzで20台)。
Wi-Fiルーターは通常、複数の機器を接続するとその分通信速度が下がる傾向にありますが、これだけ余裕があれば大家族でも心配いりません。
また、持ち運ぶ用のルーターより電波がつながりやすい実験データが出ており、自宅メインのネット回線が欲しい人に打ってつけです。
LED消灯モードで就寝時も快適
Speed Wi-Fi HOME L01sは「LED消灯モード」を搭載しているため、就寝時も明かりが気になりません。
設置が簡単
配線工事などの煩わしさがなく、コンセントに差すだけで簡単に設置が終わります。
NFCタッチ接続、QRコード接続に対応
通常、スマホやPCをWi-Fiに接続するためにはSSID・パスワードの入力が必要でした。
しかしL01sは、NFC対応のスマホなら本体にかざすだけでWi-Fi接続できます。また、アプリ「Huawei HiLink」をダウンロード&起動して、本体底面のQRコードを読み込んでも接続できます。
有線LANにも対応
Speed Wi-Fi HOME L01sには有線LANの差し込み口があり、パソコン等のインターネット機器と直接つなげることも可能です。そのため、パソコン等のインターネット機器が無線LAN(Wi-Fi)に対応していなくても心配いりません。
3日10GB制限はある
持ち運び型のWiMAXルーターと同様、据え置き型にも3日10GB制限はあります。
ですが、この制限はほとんど気にならないものなので、あまり心配する必要はありません。
『徹底解説!WiMAX2+の3日10GB制限はどれくらい快適か?』
Speed Wi-Fi HOME L01sの評価
正直なところ、前の機種「L01」と比べると変わったところは少ないです。
機能面やネットの速度はこれまで通り優れているので、自宅で安くネット回線を利用したいと考えている人は、この最新端末を利用すると良いでしょう。