2015年1月30日に新しくWiMAXの端末「Speed Wi-Fi NEXT W01」が販売を開始しました。今回の機種からはなんとWiMAX2+の速度が220Mbpsに対応し、さらにインターネットの快適性が増しました。
今までなら110Mbpsが最大でしたが、W01は110Mbpsの電波を2つ束ねるキャリアアグリゲーションという仕組みを搭載したのです。
そこでこのページでは、W01の特徴と従来の端末との違いについて解説していきます。
Speed Wi-Fi NEXT W01の特徴
通信モードは2つから選択可能
W01は2つの通信モードから、シーンに合わせて好きなほうを自由に選べます。
【W01の2つの通信モード】
- ハイスピードモード(WiMAX2+)
- ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)
ハイスピードモード(WiMAX2+)
220Mbpsの高速通信WiMAX2+が使える通信モードです。月額3,696円の通常プランであれば月7GB制限アリ3日10GB制限アリ、月額4,380円のギガ放題プランであれば月7GB制限ナシ3日10GB制限アリで使用することが出来ます。
『徹底解説!WiMAX2+の3日10GB制限はどれくらい快適か?』
ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)
ハイスピードモードのような、UQコミュニケーションズのWiMAX回線を使った通信とは違い、auの回線を利用した通信モードです。
auの回線はWiMAXエリアよりも広いので、WiMAXの電波が圏外でどうしてもインターネットを使いたい時に便利です。
ただし、1度でもハイスピードプラスエリアモードに切り替えると、月額料金に1,005円が加算されます(月に何度切り替えても加算されるのは1,005円だけで、使った回数分1,005円が付け足されていくわけではないので心配いりません)。
また、この通信モードには月7GB制限があります。
バッテリー時間は最大8時間
バッテリー時間については、前回の機種Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD15よりも短くなってしまいました。これは端末がコンパクトになり、その分搭載するバッテリーもサイズダウンしたからだと考えられます。
【W01のバッテリー時間】
- WiMAX2+利用時:8時間
- au 4G LTE利用時:7時間20分
タッチパネルのカラーディスプレイ搭載
タッチパネルなので操作がしやすいです。
5秒のクイック起動
これまでのWiMAX端末と同様、電源を入れてからたった5秒で起動を始めます。
スマホからリモート操作が可能
スマホをお持ちの方なら、専用のアプリ「NEC WiMAX 2+ Tool」をダウンロードすることで、スマホ上からW01を起動させることが出来ます。
- Android版⇒『NEC WiMAX 2+ Tool for Android』
- iOS版⇒『NEC WiMAX 2+ Tool』
バッテリー残量や電波状況も確認できるのでとても便利です。
コンパクトなデザイン
端末のフォルムは薄くて小さいので、どこにでも楽に持ち運ぶことが出来ます。
無料オプションサービス「UQ Wi-Fiプレミアム」利用可能
W01は、全国のUQ Wi-Fiスポットが無料で利用できるオプションサービス「UQ Wi-Fiプレミアム」に対応しています。
⇒UQ Wi-Fiプレミアム|UQ WiMAX
Speed Wi-Fi NEXT W01の評価
W01はなんと言っても、初220Mbps対応のWiMAX端末です。また、かつてないコンパクトさで、持ち歩くのに適したサイズと言えます。
ただしW01は、通信無制限のWiMAXの電波に対応していないところに注意してください。また、ノーリミットモードも今回の機種から完全に廃止されました。これからはWiMAX2+をメインに使うことになるのです。
総合的に考えると、W01を選ぶよりも、WiMAXにも対応していてバッテリー時間も長いSpeed Wi-Fi NEXT WX02がおすすめです。