WiMAXを契約する時に迷うのが、端末(ルーター)です。
端末は2つのメーカーから交互に発表されます。ファーウェイ(Wシリーズ)とNEC(WXシリーズ)です。W06はファーウェイ製ですし、WX05はNEC製です。
では、W06とWX05は、いったいどちらを選んだほうがいいのか…
これは、その人の用途によってはっきりと分かれます。簡単に説明すれば、外使いメインの人はW06ですし、自宅のネット回線もWiMAXでまかないたい人はWX05です。
このページでは、W06とWX05の違いを徹底的に比較し、どんな人がどちらに向いているのかを結論付けていきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
Speed Wi-Fi NEXT WX05の特徴
【WX05の特徴】
- 最大速度:440Mbps
- 通信モードは3つ(速度優先・バランス型・エコモード)
- モードによりバッテリー時間は8時間6分~18時間
- バッテリー交換可能
- ロングライフ充電が可能(コンセント差しっぱなしでも70%までしか充電されない)
- クレードルにアンテナ搭載(ビームフォーミング)
- WiMAXハイパワー搭載(つながりにくい地域では送信パワーを上げてくれる)
- データ通信量超過通知機能あり(ハイスピードプラスエリアモードの通信制限手前で4G LTEを停止してくれる)
- 急速充電に対応
WX05の大きな特徴は、バッテリー時間がとにかく長いこと。そして、バッテリー交換も自分でできます。バッテリー時間が長いと、外出向きのように思われるかもしれませんが、私は、外でも自宅でもフルでWiMAXを使う人にこそ向いていると考えています。
実際、WiMAXを使っている人の多くは、外でも自宅でもWiMAXを使っています。かなりヘビーな使い方をしているんですよね。すると当然、バッテリーの消耗は激しくなります。バッテリーというのは、充電を繰り返すと寿命が縮んでいきますからね。
しかしWX05なら、とにかくバッテリーが長持ちなので、多少消耗しても気になりません。また、たとえバッテリーの持ちが弱くなったと思えば、簡単に交換できてしまいます。となると、自宅のネット回線代わりにWiMAXを使う予定の人には最高の端末です。常に使っていても、消耗についてあまり気にする必要がありませんから。
さらにWX05はロングライフ充電という機能を備えています。この機能をONにしておけば、コンセントに差しっぱなしにしていても、フル充電されないのです。バッテリーはフル充電するよりも70%程度に抑えておいたほうが消耗が少なくて済みます。ですので、コンセント差しっぱなしにして、自宅のネット回線としても、何も心配することなく利用できるのです。
自宅のネット回線としてWiMAXをガンガン使う予定の人は、WX05を選びましょう。
Speed Wi-Fi NEXT W06の特徴
【W06の特徴】
- 最大速度:1.2Gbps
- 通信モードは3つ(速度優先・バランス型・エコモード)
- モードによりバッテリー時間は7時間10分~11時間40分
- バッテリー交換不可
- 端末自体にアンテナ搭載(ビームフォーミング)
- 急速充電に対応
W06の特徴は、とにかく通信速度が速いこと。前の機種に比べてだいぶ速くなりました。これにより、ストレスのないスムーズなデータ通信が可能になりました。
バッテリーはとても大切ですが、最長11時間以上持てば十分ですし、速度は速いほうがいいですよね。
まとめ
正直、WX05のほうが細やかで親切な機能がたくさん付いているので、いいことがたくさん書けました。W06は通信速度が速いだけ。速いことは外せないんですがね。
まず自分がどの程度WiMAXを使うのか、ライフスタイルをよく考えてみましょう。そうすれば自然とどちらがいいか分かります。