2017年2月17日に据え置き型のWiMAXルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」が販売を開始しました。
WiMAXと言えば、持ち運び型のルーターが主流ですが、自宅に据え置くタイプもあります。
ただ、この据え置き型WiMAXルーターがどれ程使えるものなのか、繋がりやすさや通信速度は快適なのか、気になっている人は多いと思います。
そこでこのページでは、Speed Wi-Fi HOME L01の特徴や、どんな人にオススメ出来るかを紹介していきたいと思います。
Speed Wi-Fi HOME L01の特徴
Speed Wi-Fi HOME L01は2つの通信モードが使える
Speed Wi-Fi HOME L01は、2つの通信モードを自由に切り替えることが出来ます。切替はWeb上の設定画面から行います。
【Speed Wi-Fi HOME L01の2つの通信モード】
- ハイスピードモード(WiMAX2+)
- ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/LTE)
ハイスピードモード(WiMAX2+)
440Mbpsの高速通信WiMAX2+が使える通信モードです。
月額3,696円の通常プランであれば月7GB制限アリ3日10GB制限アリ、月額4,380円のギガ放題プランであれば月7GB制限ナシ3日10GB制限アリで使用することが出来ます。
『徹底解説!WiMAX2+の3日10GB制限はどれくらい快適か?』
基本的にはこのモードを使ってインターネットに接続することになります。
ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/LTE)
ハイスピードプラスエリアモードは、エリアや電波状況によって、通信方法が自動でWiMAX2+かLTEに切り替わるモードです。
このモードにはいくつか注意点があります。このモードに1度でも切り替えてしまうと、その月の月額料金がプラス1,005円となります。また、LTEには月7GB制限があり、これに達してしまうと速度が超低速の128Kbpsになってしまいます。さらに、ハイスピードプラスエリアモードで制限がかかった状態で、ハイスピードモードに戻してもWiMAX2+に対して128Kbps制限がかかった状態となります。これは翌月1日まで続きます。
『ハイスピードプラスエリアモードには厳しい通信制限が存在する』
キャリアアグリゲーションで下り最大220Mbps
これがSpeed Wi-Fi HOME L01の最大の特徴です。
これまでの据え置き型WiMAXルーターは、最大で220Mbpsしか速度が出ませんでしたが、今回から通信速度440Mbpsに対応するようになりました。
より快適なインターネット環境を構築できます。
同時に42台の機器をインターネットに接続可能
Speed Wi-Fi HOME L01は、同時に42台もの通信機器(LANポート2台、Wi-Fi機器40台)をインターネットに接続することが可能です。
Wi-Fiルーターは通常、複数の機器を接続するとその分通信速度が下がる傾向にありますが、これだけ余裕があれば大家族でも心配いりません。
LED消灯モードで就寝時も快適
Speed Wi-Fi HOME L01は「LED消灯モード」を搭載しているため、就寝時も明かりが気になりません。
設置が簡単
配線工事などの煩わしさがなく、コンセントに差すだけで簡単に設置が終わります。
有線LANにも対応
Speed Wi-Fi HOME L01には有線LANの差し込み口があり、パソコン等のインターネット機器と直接つなげることも可能です。そのため、パソコン等のインターネット機器が無線LAN(Wi-Fi)に対応していなくても心配いりません。
3日10GB制限はある
持ち運び型のWiMAXルーターと同様、据え置き型にも3日10GB制限はあります。
ですが、この制限はほとんど気にならないものなので、あまり心配する必要はありません。
『徹底解説!WiMAX2+の3日10GB制限はどれくらい快適か?』
Speed Wi-Fi HOME L01の評価
Speed Wi-Fi HOME L01は高速通信440Mbpsに対応したことで、これまでの据え置き型ルーターをはるかに超えて快適性をアップさせました。
また、同時に42台の通信機器をインターネット接続するだけのポテンシャルを持っているので、どんなに通信機器が多くても安心です。
設置方法も簡単ですし、デザインもカッコいいので、非常におすすめな据え置きルーターです。