あなたにオススメのモバイルWiFi【比較と選び方】
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知っておくべき『限界突破WiFi』の10のメリット・5つのデメリット

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近年、データ通信が無制限のモバイルWi-Fiサービスが次々と登場しています。そして2019年10月に登場したのが「限界突破WiFi」です。

 

“限界突破”と謳っていますから、これまでは突破できなかった何かを成し遂げているのでしょうが、それはいったい何なのでしょうか?本当に「限界突破WiFi」は顧客に対して有益なサービスなのでしょうか?

 

ということで、今回はモバイルWi-Fiを知り尽くした私が、厳しく評価していきたいと思います。メリット・デメリットをぜひ読んでいってください。

「限界突破WiFi」のメリット

データ通信無制限

限界突破WiFiは、基本的にデータ通信が無制限です。ネットも動画もし放題なので、全くストレスがありません。

 

他社は7GB制限があったり、WiMAXに関して言うと3日10GB制限があるので、通信無制限は非常にありがたいことです。

 

一応、「※他のお客様に影響が出る大容量通信をされた場合、違法ダウンロード、不正利用等の疑いがある場合、該当のお客様に対し、通信速度を制限する場合があります。」とは書いてありますが、一般的な使い方をしていればこんな異常事態にはならないので心配無用です。

ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリア対応でエリアが広い

限界突破WiFiは他の無制限系WiFi(どんなときもWiFiやMugen WiFiなど)と同じで、ドコモ、au、ソフトバンクに対応しています。

 

3大キャリアに対応しているということは、日本のほとんどの場所で通信が行なえるので、非常に安心です。

月額料金が定額3,500円

月額料金は、他社のような割引などはなく、常に一定の3,500円です。わかりやすいので、複雑な料金体系をしているサービスにうんざりしている人にはいいでしょう。

 

あくまでも「わかりやすい」だけで、特別「安い」わけではありませんからね。

端末代金が0円

WiMAXなどと同じように、端末代金が0円です。

事務手数料も0円

通常、モバイルWi-Fiサービスは契約時に「事務手数料」として3,000円がかかります。これはWiMAXなども同じです。しかし「限界突破WiFi」は思い切って「無料」にしてきていますね。

 

HPをよく見ると「今だけ」となっているので、もしかしたら期間限定のキャンペーンなのかもしれませんが、意外と事務手数料を無料にしているところはありませんから、とても良心的だと判断しました。

海外でもそのまま使えて380円/日~

限界突破WiFiは海外でもそのまま使えます。海外で使う時は月額料金とは別に、1日単位で費用が追加されていきますが、最低380円/日から使えます。安い料金の場合、「300MB/日」と利用可能な通信量は少ないですが、このように段階的に料金を設定してくれているのは珍しいです。

 

ちなみに、380円で使えるのはアジアの一部で、ほかの国になると580円や780円などと料金は上がります。海外で積極的に使う予定の人は自分で価格を確かめましょう。

地図、翻訳アプリを搭載している

限界突破WiFiは端末に大きな画面があり、地図アプリ、翻訳アプリを搭載しています。こういったアプリは慣れない海外で活躍しそうです。また、いちいちスマホを取り出さなくても、このモバイルWi-Fiルーターが使えるので、スマホのバッテリーの節約になりますね。

同時接続最大8台

同時に8台の通信機器までWi-Fiに接続可能です。複数人で使うにも問題ありません。

バッテリーが最大15時間

バッテリーが最大で15時間持ちます。丸1日の使用に耐えられます。

5.7インチの大画面

先ほども言った通り、大画面でアプリの操作ができます。画面が大きい分、操作はしやすいでしょう。

「限界突破WiFi」のデメリット

通信速度がわからない

まだ出てきたばかりのサービスだからか、荒削りな部分があります。最初に思ったのが、「サービスの情報の記載が少ない」です。

 

例えば、私が見たタイミングでは、最大通信速度が記載されていなかったので、不親切な印象を受けました。

地図、翻訳アプリは正直いらない

地図アプリ、翻訳アプリが搭載されているのは親切なようにも思えますが、本当に必要なら自分のスマホに入れればいいだけのことですから、別になくてもいい機能です。

 

「アプリ搭載」ということが限界突破WiFiの契約の理由にはなりません。

端末が大きい

そもそも、限界突破WiFiの端末はスマホです。スマホの「jetfon P6」という機種です。

 

よくよく考えると、スマホ「jetfon P6」をWi-Fiルーターとして利用し、自分のスマホ等でネットをするってこと。持ち運んで使うとなると、要するにスマホ2台持ちをしているのと同じなんです。

 

こういったことを考えると、WiMAXのように、コンパクトなWi-Fiルーターのほうが利用しやすいと感じます。

WiMAXの「3日10GB制限」を過度に警戒しすぎている

「限界突破WiFi」のホームページには、「他社wifiルーターの場合、制限があるから途中で遅くなる」と書かれています。これは7GBのモバイルルーターや、WiMAXの3日10GB制限のことを指しています。

 

ただ、WiMAXにおいて3日で合計10GB以上使い、速度制限が発生したとして、速度制限がかかる時間は18時~夜中2時にかけてのみ。要するに、インターネット利用者の多い時間帯だけしか、制限が発生しないのです。さらに、速度制限されたとしても、YouTubeの標準画質の動画なら見れる程度にしか速度は落ちません。速度がめちゃめちゃ落ちて、サイトすら開けないような状態にはならないってわけです。

 

だから、「速度制限」を過剰に恐れるのは全く意味のないことだと覚えておきましょう。

キャンペーンがないのに違約金が高い

限界突破WiFiのホームページには違約金のことが書いてありません。これが書いてないのは不親切です。

 

調べてみると、

  • ~24ヶ月以内の解約で違約金18,000円
  • 25~27ヶ月の解約は違約金0円
  • 28ヶ月以降は1年契約となり、更新月以外の解約は違約金5,000円

のようになっているそうです。

 

違約金18,000円というのは、キャンペーンがない割りには非常に高いと言わざるを得ません。

 

「限界突破」と言うものの、違約金については限界突破できなかったようです。