WiMAXには2つのプランが存在します。「ギガ放題プラン」と「通常プラン」です。ほどんどの人は快適性を優先させるため、ギガ放題プランを選ぶのですが、節約志向の人は「快適性よりも安さを優先させたいから通常プランを選びたい!」と思うことがあります。
しかし、ギガ放題プランよりも月額料金が安い通常プランには、月7GB制限があります。
この“月7GB制限”がどの程度なのか分からなければ、なかなか契約に踏み切ることは出来ません。
そこで、このページでは月7GB制限とはいったいどんなものなのか、月の通信量が7GBを超えてしまったらどうなってしまうのか、などを紹介していきたいと思います。
月7GBでどれくらい使えるのか?
月7GBは、日頃から動画を見たり、オンラインゲームをするような人が心配するべき制限です。
例えば、よくYouTubeを見る人は比較的早く7GBに到達し、速度制限が発生してしまいます。具体的に言うと、毎日高画質の動画を2~3時間見ると、およそ7日間で7GBを使い切ってしまいます(私の経験から)。
逆に、一応インターネット回線を持っておきたい人や、何か検索する程度でネットを使う人の場合は月7GBもあれば事足りると思います。
通常プランで月7GBを超えてしまうとこうなる!
ギガ放題プランは月々4,380円、通常プランは月々3,696円ですから、やはり料金には差があります。ただ、料金に差がある分、ギガ放題プランにはない月7GB制限が、通常プランにはあります。
では、通常プラン契約時に月7GB以上のデータ通信を行うとどうなってしまうのでしょうか?以下で確認していきましょう。
翌月まで通信速度が128Kbpsになってしまう
速度制限がかかる前のWiMAX2+の通信速度は最高440Mbpsです。実際はそこまで出ることはないのですが、それでもインターネット、動画ともに快適性は確保されます。
しかし、通常プランを契約している状態で、月に7GBを超えてしまうと、超低速の128Kbpsへと速度制限されてしまいます。
128Kbpsはとても遅く、例えばYahoo!のホームページを開くのに10秒~20秒以上かかります。画像の多いホームページだともっと時間がかかります。
これではストレスが溜まる一方でしょう。いくら我慢強い人でもさすがに耐えられません。
インターネットが使えなくなるわけではない
たまに、「月7GB制限が発生するとネットが使えなくなってしまうの?」と考える人がいるようですが、これは勘違いです。
先程も言った通り、速度が超低速に落ちるだけで、ネットが遮断されるわけではありません。
おそらくラインのメッセージくらいは送受信できるでしょう。しかし、写真の送受信はそれなりに時間がかかりますし、ラインの音声電話に関しては途切れ途切れになり、まともに会話は出来ません。
まとめ
WiMAXのギガ放題プランであれば、月7GB制限はないので、超低速128Kbpsになることはありません。
ギガ放題プランと通常プラン、どちらを選ぶかは、簡単に言えば「動画を見るか否か」で決めてしまって良いと思います。
また、ギガ放題プラン・通常プランは毎月無料で変更可能なので、WiMAXを使っていきながらどちらがいいのかを決めるんでも遅くはないでしょう。