2015年3月13日に据え置き型のWiMAXルーター「URoad-Home2+」が販売を開始しました。
ただ、WiMAXの主流なルーターと言えば持ち運ぶタイプなので、果たして据え置き型のルーターを選んでいいものなのか悩んでいる人もいると思います。
そこで今回はURoad-Home2+にどんな特徴があるのか、どんな人に向いているのかを紹介していきたいと思います。以下を読み進め、自分に合ったルーターかどうかを判断していきましょう。
URoad-Home2+の特徴
URoad-Home2+は2つの通信モードが使える
URoad-Home2+は、2つの通信モードを自由に切り替えることが出来ます。切替はWeb上の設定画面から行います。
【URoad-Home2+の2つの通信モード】
- ノーリミットモード(WiMAX)
- ハイスピードモード(WiMAX/WiMAX2+)
ノーリミットモード(WiMAX)
ノーリミットモードでは、月にいくらデータ通信をしても無制限のWiMAXを使うことが出来ます。通信速度は13.3Mbpsと遅いですが、用途が「ネットサーフィンだけ」という人には便利な機能です。
ハイスピードモード(WiMAX/WiMAX2+)
110Mbpsの高速通信WiMAX2+が使える通信モードです。月額3,696円の通常プランであれば月7GB制限アリ3日10GB制限アリ、月額4,380円のギガ放題プランであれば月7GB制限ナシ3日10GB制限アリで使用することが出来ます。
『徹底解説!WiMAX2+の3日10GB制限はどれくらい快適か?』
また、WiMAX2+エリア外になると通信方式が自動的にWiMAXに切り替わります。
WiMAXハイパワーに対応
URoad-Home2+はWiMAXハイパワーに対応しているので、WiMAXの電波を拾いやすくなっています。そのため、通常ならつながりにくい場所でもインターネットが利用可能です。
【Q.WiMAXハイパワーとは?】
A.WiMAXの送信ならびに受信能力が向上したWiMAX端末の機能です。WiMAXハイパワー対応機器の場合、弱電界でもより快適に*、また繋がらない場所でもつながり*、WiMAXをご利用いただけるようになります。
※電波状況により異なります。
WiMAX電波の受信感度が向上
従来の「URoad-Home」よりも高性能なアンテナを装備しているので、よりWiMAXの電波を拾いやすくなりました。
Wi-Fi電波の飛距離が向上
URoad-Home2+は、複数のアンテナを使うMIMO技術というものを採用しているので、これまで以上にWi-Fi電波を遠くに飛ばすことが出来るようになりました。そのため、ルーターから離れた部屋でも快適にインターネットが使えます。
同時に16台の機器をインターネットに接続可能
もともとルーターは同時に複数の機器をインターネットに接続することは可能ですが、URoad-Home2+に関してはなんと同時に16台をネットにつなぐことが出来ます。大家族でも安心です。
設置が簡単
配線工事などの煩わしさがなく、コンセントに差すだけで簡単に設置が終わります。
電波状況がLEDインジケーターですぐ分かる
本体のLEDインジケーターを見るだけで、WiMAX・WiMAX2+の電波状況や接続状況を把握することが出来ます。
有線LANにも対応
URoad-Home2+には有線LANの差し込み口があり、パソコン等のインターネット機器と直接つなげることも可能です。そのため、パソコン等のインターネット機器が無線LANに対応していなくても心配いりません。
URoad-Home2+の評価
URoad-Home2+はWiMAXルーターの中でも珍しい自宅据え置き型です。なので、ルーターを外に持ち運ぶ必要がない人に適しています。設置はコンセントに差すだけですし、無線の送受信もパワーアップしていてスムーズなデータ通信が望めます。
ただし、この機種はWiMAX2+の最大速度が110Mbpsまでしか出ない(220Mbps(キャリアアグリゲーション)に対応していない)ので、現在販売されている最新の端末ほどは速度が出ないことを覚えておきましょう。
それでも自宅用のインターネット回線が欲しい人にとっては十分満足のいくWiMAXルーターだと思います。