「W05とWX04、どっちを選べばいいのか迷ってる…」
「気持ち的にはバッテリー時間が長いWX04のほうに傾いてるんだよなぁ…」
「でもW05は最新端末だし、どうせなら最新のを選んだほうがお得な気がする…」
あなたはこのような悩みを持っていませんか?
WiMAXのメリットは持ち運べること。だからこそバッテリー時間は重要な項目です。できることならバッテリー時間が一番長い端末を選びたい!そう思うのは自然なことですよね。
しかし、今はWX04より最新な端末「W05」があります。そしてW05はWX04よりもバッテリー時間が短いのです。本当なら思い切ってW05を選択したいところですが、バッテリーの短さが気になってしまいます…。
そこで今回は、W05とWX04の特徴を照らし合わせ、同じ部分と違う部分を明らかにしていきます。その上で、どちらのほうが優れているのか、私の考えも交えて書いていきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
W05とWX04の違いを比較
同じ部分
まずはW05とWX04の同じ特徴を以下に整理してみました。
- 端末のサイズ感
- 通信モードの機能
- 無線LAN5GHzに対応
- タッチパネル
- スマホアプリあり
- 通信量カウンター(データ通信量超過通知機能)あり
- 急速充電対応
これらの部分に関しては、ここでは詳しく言及しません。もし詳細を知りたい場合は、以下の各ページを読んでみてください。
関連WiMAX端末|Speed Wi-Fi NEXT W05の評価・評判・口コミ
関連WiMAX端末|Speed Wi-Fi NEXT WX04の評価・評判・口コミ
違う部分
それではいよいよ本題です。W05とWX04の違う部分を比較していきます。以下を見てください。
- メーカー
- 通信速度:W05の勝ち
- バッテリー時間:WX04の勝ち
- バッテリー交換の可否:WX04の勝ち
- クレードルのアンテナ搭載の有無:WX04の勝ち
- ロングライフ充電の有無:WX04の勝ち
いくつも違いがあるので、パッと見ただけでは判断できないかもしれません。では各項目を1つずつ確認していきましょう。
メーカー
WiMAXの端末には、名前に「W○○」「WX○○」と付くものがあります。
「W○○」はHUAWEI製。中国の有名なメーカーです。ちなみに私が使っているスマホもHUAWEI製。安くて高性能な特徴があります。
対して「WX○○」は日本のNECプラットフォームズ製。日本製なので安心感があるかもしれませんね。
通信速度:W05の勝ち
W05は下り最大758Mbps。WiMAX2+のみの通信(ハイパフォーマンスモード)で下り最大558Mbps。上り最大75Mbpsです。
※下り:ネット閲覧や動画再生、ダウンロードなど、通信を受信する時の速度
※上り:メール送信や画像アップロードなど、通信を発信する時の速度
WX04は下り最大440Mbps。WiMAX2+のみの通信(ハイパフォーマンスモード)で下り最大440Mbps。上り最大50Mbpsです。
バッテリー時間:WX04の勝ち
W05のバッテリー時間は最大10時間30分。
WX04のバッテリー時間は最大13時間50分。
バッテリー交換の可否:WX04の勝ち
W05はバッテリー交換が自分ではできません。もし経年劣化でバッテリー時間が短くなり、電池交換したい場合は直接auショップに頼むしかありません。
WX04は自分でバッテリー交換をすることができます。バッテリーも「UQアクセサリーショップ」やその他ネットショップで簡単に購入可能です。
クレードルのアンテナ搭載の有無:WX04の勝ち
W05のクレードルにはアンテナが搭載されていません。
関連クレードルとは?WiMAXとの使い方から必要性までを丁寧に解説
WX04のクレードルにはアンテナが搭載されており、屋内(自宅)でも安定して電波を拾ってくれます。また、ビームフォーミング機能もあり、通信機器の方向に集中してWi-Fiを飛ばしてくれます。
ロングライフ充電の有無:WX04の勝ち
W05は充電を始めれば100%まで充電します。
WX04は「ロングライフ充電」に設定すると、最大70%までしか充電されません。しかしそのお陰でコンセント差しっぱなしで常に充電していても、経年劣化が起こりにくく、バッテリー自体が長持ちします。
まとめ
さて、ここまで読んで、W05とWX04の違いが理解できたでしょうか。通信速度以外では、明らかにWX04が優勢でしたね。
じゃあWX04を選んだほうがいいのか?
私の場合は通信速度重視でW05を選びます。なぜかというと「モバイル端末の通信速度は速ければ速いほどいい」という考えだからです。単純に、快適性を第一に求めています。
バッテリーは、最大10時間30分もあれば十分。バッテリー交換についても、WiMAXはどのプロバイダでも長期利用(22ヶ月以上)していれば、無料で最新端末に交換OKなサービスがあります。端末を交換すればバッテリーも新しくなるので、W05のように自分でバッテリー交換できなくてもいいと思っています。
また、クレードルについても、クレードル自体が別途有料なので必要ないという考えです。ただ、自宅でもフルでWiMAXを使いたい人は「アンテナ内蔵のクレードル」「ロングライフ充電」の機能がとても役立ちます。
結論としては、外での快適性を重視している人はW05を、そもそもWiMAXを外でも自宅でも使おうと思っている人はクレードル同時購入でWX04を選べばいいのではないでしょうか。