WiMAXの電波は2.5GHzという高い周波数帯なので、建物など障害物に弱いと聞きます。そこで気になるのが、「移動中の電車内でWiMAXは問題なく使えるのか?」ということです。
例えば、多くの学生さんや社会人の方が毎日学校・会社を行き来する際には電車を使いますが、その時にWiMAXが使えないようならわざわざ契約するメリットはないように思います。
ということで、このページでは私が電車の移動中にWiMAXを使ってみた感想を書いていきたいと思います。
走行中の電車内でもWiMAXの電波は安定していた
私が通勤で使っている東京の中央線では、乗車率の高い通勤ラッシュ・帰宅ラッシュ時でもWiMAXは使うことが出来ました。
初めて使った時は不安で、「電車乗ってたら途中で通信が途切れるんじゃないか…?」と思っていたのですが、特に問題はありませんでした。
ちなみにこの時、WiMAXのルーターは仕事用の手提げカバンに入れていましたが、電波はしっかりキャッチしていました。
エリア内であれば電車の移動中でも利用できる
以下の画像を見ての通り、中央線はWiMAXのサービスエリア内にすっぽり入っています。
このことから言えるのは、エリア内であれば電車の移動中でも問題なくインターネットを利用することが出来るということです。
特に東京の都心部はWiMAXの環境が十分整っていることが予想されますから、なおさら安定していたのかもしれません。
WiMAXは地下鉄でも繋がるのか?
WiMAXは地下まで電波が届きそうにないイメージがありますが、現在は全国の地下鉄でもWiMAXが使えるようになっています。
⇒ここで使える!地下鉄・地下駅|UQ WiMAX
例えば関東地方で言うと、以下のような地下鉄でWiMAXが対応してきています。
まだ対応していない地下鉄に関しても、現在進行形で順次拡大しているので、昔に比べるとはるかに使いやすくなっています。
まとめ
WiMAXには「繋がりにくい」という噂が多いため、どうしても屋内や電車の移動中、地下鉄などではWiMAXが使えなくなるのではないかと心配になる人がいますが、実際はそこまで不安がる必要はないように感じました。
まだまだWiMAXは発展途上な部分もありますが、数年前に比べればエリアも広がり、各段に使いやすくなっています。
もちろん場所や立地条件によっては繋がりにくいところもあるため、事前のエリア確認は必須ですが、自分の目で確認してみてOKならば、基本的に使えると思って差し支えないでしょう。