あなたにオススメのモバイルWiFi【比較と選び方】
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法人向け外出先のネット回線!モバイルWiFi、WiMAX、格安SIMどれがいいか比較

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今は外出先でもインターネットをフル活用して仕事をする時代。

  • 営業先でタブレットやPCを使いながら商談する
  • 移動中にメール、ファイル(資料)の送受信を行う
  • ネット環境がないセミナー、イベント会場でもネットを使えるようにしたい
  • 急なWEB会議にも対応できるようにしておく

 

しかし、そのためにはインターネット回線を契約しなければなりません。また、契約するにしても、選択肢が多すぎてどれがベストなのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

 

そこでこのページでは、法人向けのモバイルWiFi、WiMAX、格安SIMに絞って特徴などを紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

法人向けモバイルWiFi

モバイルWiFiを契約すれば、パソコンやタブレット、スマホなどWi-Fiに対応した機器をインターネットにつなぐことができます。

モバイルWiFiの端末は↑のようなコンパクトサイズで持ち運びに便利です。基本的にドコモ、au、ソフトバンクのインターネット回線に対応しているので、広いエリアでネット接続が可能になります。

 

モバイルWiFiのメリットデメリット

  • 通信可能エリアが広い
  • 通信速度が速い
  • 複数の通信端末をネットに接続できる
  • 料金が高い
  • 月間の通信制限を設けているところが多い
  • 速度制限されるとかなり遅くなってしまうプロバイダがある

 

法人向けにモバイルWiFiサービスを提供している主な業者は以下の通りです。

プラン月額料金通信制限制限時の速度
ドコモ(ギガホ)6,980円(3回線以上で各回線1,000円引)月30GB最大1Mbps
au(モバイルルーター法人特別プラン)『Bizマルチデバイス50定価15,000円の場合』特別価格 ※法人特別プランは情報開示要50GB最大128kbps
ソフトバンク(メリハリプラン)7,480円(6ヶ月間1,000円引)月50GB最大128kbps
ワイモバイル(+アドバンスオプション)4,380円3日10GB約1Mbps(18~1時まで)
縛りなしWiFi(縛っちゃうプラン)2,800円1日2GB記載なし

ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル(ソフトバンク回線)はそれぞれ自社回線を使ったインターネットサービスなので、通信速度が安定していて、エリアも広いです。月額料金は高いですが、もしモバイルWiFiを活用したいならこれらから選ぶと良いでしょう。

特にドコモのギガホプラン、auのモバイルルータープラン、ワイモバイルのアドバンスオプションは速度制限されても最大で1Mbps程度は出ます。

使いすぎることがあっても比較的安心です。

 

縛りなしWiFiなどの格安なモバイルWiFiサービスについてですが、回線はドコモ、au、ソフトバンクから借りており通信可能エリアは同じく広いです。ただし、回線を借りている分、帯域が狭い(データ通信の通り道が狭い)ので安定性に欠けます。

ただし、中にはNTTメディアサプライ社(NTTグループ)が出しているDoRACOON(ドゥラクーン)のような法人限定サービスもあり、こういったものであれば信頼性が高く安心です。

法人向けモバイルWiFiを選ぶ時は、信頼性の高いところを選ぶのが吉。ドコモ、au、ソフトバンクといった3大キャリアや、DoRACOON(ドゥラクーン)といった実績のあるサービスを選択肢に入れよう。

ドコモ

ドコモの『ギガホプラン』は月間30GB使える大容量プランです。また、30GB使い切っても速度が著しく低下するわけではなく、最大1Mbpsまでしか制限されないので安心です。

 

3回線以上の契約で割引もあるので、契約数が多い法人はお得になります。

au

auのデータ通信端末はドコモやソフトバンクと違い、4G LTEとWiMAX2+の2種類の通信回線を利用することができます。WiMAX2+を利用すれば、3日10GB制限はあるものの、速度制限の時間帯が『夜18時~翌日2時』と決まっており、制限中も1Mbpsは出るので、日中の仕事に悪影響が出ることは少ないでしょう。

※WiMAXの回線を提供しているUQコミュニケーションズはauの傘下

 

また、auにも一般非公開のプランがあり、条件に当てはまれば特別価格が適用されます。さらに、海外利用も可能なKDDI法人プラン限定端末「Speed Wi-Fi NEXT W07」を使うことができるので、海外出張があるような方にも便利です。気になる方は以下の専用お問い合わせフォームから話を聞いてみましょう。

ソフトバンク

ソフトバンクは料金が高く、月50GB制限があります。速度が制限されると翌月になるまで超低速の128kbpsとなるので注意が必要です。

 

また、『メリハリプラン』は「動画SNS使い放題」となっていますが、LINEの音声通話・ビデオ通話が対象外となっているなど、一部データ通信量を消費するケースがあることは把握しておかなければなりません。

ワイモバイル

ワイモバイルの通常プランは月7GB制限がありますが、追加で『アドバンスオプション』を付けることで通信制限が緩和されます。具体的には月7GB超過後も、夜18時~翌日1時の間に約1Mbps程度の速度制限がされるだけ。auの『モバイルルータープラン』とよく似ています。

 

回線はソフトバンクなので対応エリアが広く、使い勝手はいいでしょう。

DoRACOON(ドゥラクーン)

『DoRACOON(ドゥラクーン)』はNTTメディアサプライ社(NTTグループ)が手掛けるモバイルルーターサービスです。クラウドSIMによってマルチキャリアに対応し、利用場所に応じて自動的に最適な回線につながります。

 

クラウドSIMでは珍しい据え置きタイプのルーターがあったり、一時的に利用がない時のために『休止プラン』を用意するなど、充実した法人向けサービスが魅力です。料金もMVNO程度の安さなので検討してみましょう。

10,000円キャッシュバック中

縛りなしWiFi

『縛りなしWiFi』はベンチャー企業の㈱クーペックスが始めたモバイルWi-Fiサービスですが、現在はフォン・ジャパン㈱に事業譲渡されています。50台以上のお申込みで法人割引が受けられるので、気になる方は資料請求してみるといいでしょう。

法人向けWiMAX

WiMAXはUQコミュニケーションズが提供しているサービスで、回線はUQコミュニケーションズのものです。

※WiMAXはモバイルWiFiの一種

 

UQの回線は、主要都市の人口カバー率99%、全国の人口カバー率90%となっており、ドコモ、au、ソフトバンクほどではありません。田舎ではエリア外のこともあるので、仕事のエリアが主要都市の法人向けです。

 

WiMAXのメリットデメリット

  • 主要都市を99%カバー
  • 通信速度がそれなりに速い
  • 通信制限が厳しくない
  • 複数の通信端末をネットに接続できる
  • 通信エリアはドコモ、au、ソフトバンクより若干劣る
  • サービスエリア内でも電波が伝わりにくい場所(屋内、車中、地下、トンネル内、ビルの陰、山間部など)では、通信できなかったり通信速度が低下す る場合がある

 

法人向けにWiMAXを提供している主な業者は以下の通りです。

初期費用月額料金端末代金通信制限制限時の速度
UQ WiMAX事務手数料3,000円3,880円15,000円3日10GB約1Mbps(18~2時まで)
UQ WiMAX非公開(法人特別プラン)非公開(法人特別プラン)非公開(法人特別プラン)3日10GB約1Mbps(18~2時まで)
Speed Wi-Fi NEXT(WiMAX & au4GLTE)法人特別プラン非公開特別価格 ※法人特別プランは情報開示要非公開月50GB(3日10GB)最大128kbps
BIGLOBE WiMAX初回0円
  • サービス開始月:無料
  • 1ヶ月~:3,780円
19,200円3日10GB約1Mbps(18~2時まで)
Broad WiMAX事務手数料3,000円

オプション加入で18,857円が0円

  • ご利用開始月:2,726円の日割り
  • 1~2ヶ月:2,726円
  • 3~24ヶ月:3,411円
  • 25ヶ月~:4,011円
0円3日10GB約1Mbps(18~2時まで)
GMOとくとくBB WiMAX事務手数料3,000円
  • ご利用開始月:2,690円の日割り
  • 1~2ヶ月:2,690円
  • 3~24ヶ月:3,344円
  • 25ヶ月~:4,263円
0円3日10GB約1Mbps(18~2時まで)

UQ WiMAXは『法人専用特別プラン』を用意しており、情報開示した法人以外には開示できないことになっています。開示請求の方法は以下で解説します。

 

ほかのプロバイダついては、BGLOBE WiMAXが個人向けとは違ってキャッシュバックキャンペーンをしない代わりに、月額料金を200円下げています。Broad WiMAXとGMOとくとくBB WiMAXは個人向けと料金が変わりません。

上で紹介した「法人向けモバイルWiFi」と比べると料金が安いので、経費を抑えながら主要都市で仕事をする法人向け。

UQ WiMAX

WiMAX本家であるUQ WiMAXは、ほかのプロバイダと違って『法人向けの特別プラン』を用意しています。しかしこれは一般公開されていません。

 

ちなみに私はUQ WiMAXの一次取次店である「株式会社縁人」を通じて特別プランの書面に目を通し、実際に内容を確認しています。

 

↓の「UQ WiMAX法人特約開示請求」お問い合わせフォームから開示請求することで「株式会社縁人」から確認の連絡が入り、その後特別プランの資料を確認することができます。もし法人向けWiMAXプランの導入を考えている方はぜひ問い合わせてみましょう。

BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAXは個人契約よりも月額料金が200円安いですが、別途「BIGLOBEオフィスサービス」が月額でかかってきます。

 

端末代金もかかるので初期にかかる費用は高くなります。

Broad WiMAX

料金は個人向けの契約内容と同じです。

GMOとくとくBB WiMAX

料金は個人向けの契約内容と同じです。

法人向け格安SIM

格安SIMはプランの種類が豊富で、「月のデータ容量」から「SMSありなし」、「音声通話付きにするかどうか」で料金はさまざま。SIMごとに端末(モバイルWiFi、スマホ、タブレット等)も選ぶことができます。

 

格安SIMのメリットデメリット

  • ドコモ、au、ソフトバンクいずれかの回線を借りているプロバイダがほとんどなので通信可能エリアが広い
  • プランの種類が豊富
  • SIM毎に端末が選べる
  • 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と比べると通信が安定しないことがある

 

法人向けに格安SIMを提供している主な業者は以下の通りです。

プラン初期費用月額料金制限時の速度
BIGLOBE法人向け格安SIM3,394円SMSなし月6GBプラン:1,250円最大200kbps
法人向け楽天モバイル記載なしSMSなし月5GBプラン:1,450円最大200kbps
法人向けmineo3,400円SMSなし月6GBプラン:1,580円最大200kbps

データ容量が少ないプランを選べばかなり安い料金で契約できるので、あまりインターネットを使う予定がなく、最低限ネットが使えればいいのであれば、格安SIMが安く済ませられます。

プランを細かく選びたい、安い料金でネット回線・音声通話が最低限使えればいいという法人に格安SIMはおすすめ。

BIGLOBE 法人向け格安SIM

社用のスマホやタブレットでの利用はもちろんのこと、電力管理や車載カメラをはじめとした機器同士の通信(IoT・M2M)や、短期イベントでのデータ通信など、さまざまなビジネスシーンで利用可能です。

 

導入前のお試し利用もOKなので、事前に機器との接続確認・エリアの確認・通信速度や品質の確認がしたい方でも安心です。

法人向け楽天モバイル

モバイル回線にありがちな縛り期間がなく、解約違約金もありません。通信容量が余ったら翌月に繰り越せたり、1回線から申し込みOKなので、柔軟な利用が可能となっています。

法人向けmineo

mineoでは閉域ネットワークへの接続が可能です(インターネットに接続せずに社内ネットワークにアクセスできるので、高セキュリティなリモートアクセス環境が実現)。

 

また、利用が少ない時はパケットを企業内でシェアできるので無駄のない運用ができます。セキュリティ重視で格安SIMを契約したい法人向け。